卵巣のう腫

藤東クリニックでは、卵巣腫瘍の治療に内視鏡を用いた手術を行っています

良性卵巣腫瘍は内部に液体が含まれているのう胞性腫瘍(卵巣のう腫)と、こぶのようにかたくなっている充実性腫瘍に大別できます。最も多いのが卵巣のう腫で、これには、透明な液体が含まれる漿液性のう胞性腫瘍と、ねばねばした液体が含まれる粘液性のう胞性腫瘍があります。
卵巣腫瘍は小さいうちは症状が出ませんが、握りこぶし以上に大きくなると下腹部にしこりをふれたり、下腹部の張った感じや下腹部痛を覚えます。
通常、良性腫瘍は急速に大きくなることはあまりないので、急速に大きくなるときは、良性と診断されても再度婦人科を受診してきちんと調べてもらいましょう。

良性の卵巣腫瘍でも、ある程度の大きさになると茎捻転を起こしやすく、はげしい痛みや吐きけなどのほか、ショック状態に陥ることもあります。ねじれたところで血液がせき止められると、その先の組織が壊死してしまったり、卵巣の破裂が起こることもあります。そのため、腫瘍が小さいうちは様子をみていていいのですが、大きくなった場合には手術により腫瘍を切除します。

特に、中高年女性の卵巣腫瘍は、早めに手術をします。
切除した腫瘍は、良性と診断されていた場合でも、手術中や手術後に組織診を行います。卵巣腫瘍は、組織診をしてみないと確かなことがわからないからです。その緒果、悪性であると確定したときは、場合によっては追加手術や化学療法を行うこともあります。

藤東クリニックでは、卵巣腫瘍の治療に内視鏡を用いた手術を行っています。
内視鏡手術の特長は、身体への侵襲が少なく、入院期間が短いことです。
内視鏡手術に熟練した医師が手術を行いますのでご安心ください。
婦人科良性腫瘍(子宮筋腫、卵巣腫瘍など)はほとんど内視鏡手術で治療することが可能ですのでぜひご相談ください。

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卵巣腫瘍に関するQ&A

症状はどのようなものがありますか?
小さい腫瘤が卵巣にできても無症状のことが多いです。一定以上の大きさになると、骨盤の中を飛び出して、下腹部にしこりを蝕知するようになります。ねじれたり破裂しなければ痛みもなく、そのため悪性であっても知らないうちに進行してしまうことも多いです。子宮内膜症性のう胞では、下腹痛や月経痛などをきたすことがあります。

対処はどのようにしますか?
卵巣が腫れている原因が、液体がたまっているのう胞なのか、細胞が増加して増大した腫瘍なのかが問題です。のう胞であれば、定期的な大きさや症状のチェックを行い、大きくならなければ様子をみることも可能な場合もありますが、腫瘍が疑われれば、手術による治療が勧められます。

検査はどのように行いますか?
まず、診察と超音波検査などで、卵巣が腫大していることを確認します。採血で腫瘍マーカー(卵巣腫瘍が産生するタンパク質)を測定したり、CT、MRIといった画像検査で腫瘍の可能性を精密検査することがあります。

種類はどのようなものがありますか?
卵巣にある卵子は赤ちゃんの元となる細胞です。そのため、卵巣から発生する腫瘍は非常に多彩な腫瘍が発生します。このなかには、良性腫瘍・悪性腫瘍(がん)以外にも境界悪性腫瘍という両者の中間的な性質をもつ腫瘍もあります。これらは手術しないと完全に区別することが不可能なので、のう胞以外は手術が行われることが多いのです。のう胞であっても、症状の強いもの、無症状でも大きいものや、増大するものでは手術を勧められる場合があります。

治療はどのように行いますか?
子宮内膜症性のう胞は薬による保存的治療を行う場合がありますが、原則的には、手術療法を行います。手術の方法は、疑われている疾患、緊急性の有無、妊孕性(妊娠できる状態)温存希望の有無、年齢などによって異なります。

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