藤東クリニックではハーブティーをすすめています
当院では、産後のお母さまの疲労を回復しながら、母乳分泌をよくするためにもハーブティ-として、ハーブコーディアルをお出ししています。
ジュースのようなおいしさで、アイスにしてもホットにしても飲みやすく、ハーブの苦手な方にもおすすめです。
ハーブコーディアルとは、旬の季節につみとったハーブを、生の状態でシロップに漬け込んだ濃縮液のこと。
英国では伝統的な飲み物として古くから愛され、家庭での健康管理に役立てられてきました。
ナチュラルなハーブの栄養素をたっぷり抽出したハーブコーディアルで、内側から輝いて、楽しく母乳育児をしていきましょう。
「ハーブコーディアル ディードックス」
良質な天然ハーブをブレンドしたデトックス系のハーブ飲料。
コリアンダー、ダンディライオン、リコリス、エキナシア、バードック、ジンジャー、フェンネル、ネトル、ジュニパー、クローブ、ミルクシスルなどの13種類のハーブをブレンドし、リンゴ果汁でおいしくまとめまたものです。
リンゴの甘い香りとほのかなハーブの香りが漂う、清涼感あふれるさっぱりとした風味。
産後のお母さまの体系維持と母乳分泌・乳腺炎予防にも役立ちます。
ダンディライオン、ジンジャー、フェンネル、ネトル、ジュニパーなどのハーブは特に母乳分泌を促し、老廃物を外に出してくれます。
とくにフェンネルは乳管の通りをよくし、鎮痛作用もあるとされていますので、乳腺炎の予防と乳房トラブルにおすすめです。
「ハーブコーディアル ネトル」
「血液の見張り番」とも呼ばれるハーブで、鉄分や葉緑素をたっぷり含んだネトル。
鉄分の吸収を高めるビタミンCミネラルをバランスよく含んでいてほんのり甘く、優しい風味です。
産後のお母さまのからだの回復や良質の母乳を作り出すのに欠かせないハーブです。
花粉の季節にもおすすめ!
妊娠・授乳中のハーブティーの飲み方
アロマテラピーとかハーブなどは自然の物を使っているので基本的には身体に害がなく安心なのですが、妊娠中や授乳中の方は万が一のために気を付けなくてはいけません。
よく妊娠中の時はカフェインを取らないようにする必要がありますと言う注意をされる事があります。
コーヒーやお茶などカフェインが含まれている物を摂取するのは控えた方がいいと言うことです。
ハーブティーに関して言えば、カフェインが含まれている物と言うのはないのですが、ハーブティーの飲み過ぎには注意する必要があります。
また妊娠中や授乳中の人に限らず、赤ちゃんに飲ませる場合、高血圧の人、何か病気を患っている人なども飲み過ぎには注意する必要があります。
また、何もない人でも大量に飲み過ぎるのは止めておきましょう。
妊婦さんに良いと言われているハーブティーのひとつに「ラズベリーリーフ」と言うハーブがあります。
これをハーブティーにして飲んだ場合の効果としては子宮と骨盤の筋肉、つまり出産に必要な筋肉を正常な状態にしてくれると言う効果があります。
妊娠後期・分娩期に飲むのがよいでしょう。
さらに出産後は、母乳が良く出る様になると言われていますし、子宮に働きかけるハーブなので産後の子宮の戻りをよくし、生理痛にもきくといわれております。
そのほか、ルイボス・ネトル・ダンディライオン・ローズヒップなどがあり、市販でよくみかけますよね。
ぜひお試しください。
【たんぽぽコーヒー】
妊婦さんや授乳中のママに、一番オススメするのは、たんぽぽコーヒーです。
たんぽぽコーヒー(ダンディライオンティー)とは、たんぽぽの根っこを乾燥させ焙焼したものです。
コーヒーのような色と味がしますが、ノンカフェインなので、胃腸の弱い方や妊娠・授乳中のママでもOKのコーヒー代替品として愛用されています。
たんぽぽコーヒーには、このようなさまざまな効果があると言われています
- 鉄分やカリウムなどのミネラル、ビタミンA・Cを多く含む
- 胃の働きをよくし、消化液の分泌を促す
- 血液を浄化しさらさらにする
- 血中の脂肪やコレステロールを減少させる
- 冷え性の改善
- 利尿作用によるむくみの改善
- 便秘の改善
- ニキビなどの肌荒れを防ぐ
母乳はママの血液からできているので、血液が浄化され、血中の脂肪やコレステロールも減り、さらさらに流れやすくなると、おっぱいの詰まりが減り、分泌されやすくなります。
特に溜まり乳さんは、母乳が多く製造されると流れにくく滞りやすいので、血液が浄化されると、詰まり・しこりが改善され、おっぱいトラブルも減るようです。
差し乳さんも、血液の流れが良くなるので、母乳が出やすくなり、分泌が多くなったように感じるようです。
飲み方は、1日に1〜3杯程度、数回に分けて飲むのが良いようです。また、食事の後に飲むのがオススメです。