マタニティーセミナー「妊娠中のアロマセラピー」
日時:平成24年7月12日
場所:スタジオアリス 広島あけぼの店
担当:藤東クリニック助産師 山本佐織
妊娠中のアロマテラピー
大切な命を育てるために、おかあさんのからだは大きく変化していきます。
また妊娠中はホルモンの影響を受けて心は不安定になりやすいので、心地よい香りでリラックスした時間をすごしましょう。
植物がもつ香りに神秘的なパワーがあります。
そのパワーの源である植物の香りのエッセンス(精油=:エッセンシャルオイル)を使って人の健康や美容に役立てる自然療法のこと。
精油の芳香植物(ハーブ)から抽出される成分は、鼻や皮膚から体に取り込むことで、脳神経に働きかけ、血液の流れにのって全身へ届きます。
アロマテラピーでお母さんがリラックスすると、胎盤を通じて胎内の赤ちゃんに芳香成分が働きかけるのです。
- 100%ピュア&ナチュラルな精油を選ぶ
- 合成香料やアルコールを加えたものは選ばないこと
- 品質を管理されたよい精油を選ぶこと
- 皮膚に使う場合は必ず薄める
- 内服しない など
妊娠中におすすめのアロマレシピ
つわり
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グレープフルーツ・レモン・オレンジ・ベルガモット・マンダリンなどの柑橘系で芳香浴。または、ペパーミントや真正ラベンダーで温湿布してみましょう。
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マタニティーブルー
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柑橘系やペパーミントの芳香浴で気分をリフレッシュ!
イランイラン・クラリセージ・ローズ・ゼラニウムなどの甘いお花の香りでのマッサージは不安感や疲労感をとり、心をリラックスさせてくれます。 (産後には、ネロリを・・・) |
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肩こり・腰痛
こむら返り |
血液循環を良くして筋肉をほぐす。
ペパーミントや真正ラベンダー・ローズマリーなどでマッサージや足浴をしましょう。 |
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手足のむくみ
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血管を収縮し体液のバランスをとるサイプレス・血行を良くするレモンを使ってマッサージ。
また、ローマンカモミール・ラベンダー・グレープフルーツ・ジュニパーなどの利尿作用のあるもので足湯をしてみましょう *ジュニパーは6カ月以降からならOK! |
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便秘
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胃腸の動きを良くするペパーミントで、胃のあたりを温湿布したり、マッサージしてみましょう。
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妊娠線
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皮膚の保湿性や弾力性を高めるキャリアオイルに、ネロリや真正ラベンダー・ゼラニウムなどをブレンドしてマッサージオイルを作り1日に2~3回マッサージしましょう。
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妊娠中はエッセンシャルオイルの濃度を1%未満で使うようにしましょう。
例えば・・・
ホホバオイル
グレープシードオイル
アーモンドオイル
などのキャリアオイル10cc + エッセンシャルオイル 2滴(0.1cc)
最近は、産婦人科で積極的にアロマテラピーを取り入れているところも増えています。
アロマ大好きという方や興味のある方は、アロマテラピーを取り入れている産婦人科や助産所、ベビー&マタニティ向けのアロマテラピー講座なども探して参加してみるといいでしょう。