伝染性紅斑の流行について (妊娠されている女性に向けてのお知らせ)

平成27年6月1日
公益社団法人 日本産科婦人科学会

1 現在の流行状況

伝染性紅斑は年によって発生に差がみられる疾患ですが、全国的に昨年秋より過去5年平均を大きく上回る状況が続いています(4月26日現在)。

2 伝染性紅班とは?

ヒトパルボウイルスB19を原因とする感染症です。
症状として、風邪様症状、発疹(紅斑)、関節痛などを発症します。
妊婦が感染すると胎盤を介した胎児感染が懸念され、感染した胎児の一部は貧血、心不全、胎児水腫を示し胎児死亡となる可能性があります。
胎児ヒトパルボウイルスB19感染の多くは妊娠初期に母体が感染した場合におきます。
ご心配の方は担当医にご相談ください。

3 予防のポイント

患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染(飛沫・接触感染)する感染症なので、一般的な予防対策(手洗い、マスク着用)を心がけることが大切になります。
同居者のヒトパルボウイルスB19の感染は妊婦ヒトパルボウイルスB19感染の危険因子ですので、周囲で患者発生がみられる場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。

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