藤東クリニックのYouTubeチャンネル「藤東クリニック インサイト」では、妊娠・出産に関する様々なトピックを取り上げています。今回は、「妊娠中期のすべて – 母親たちのリアル」シリーズの一環として、妊娠中の喫煙と受動喫煙について詳しく解説しました。
環境省の大規模疫学調査「エコチル調査」のデータを基に、妊婦さんとそのパートナーの喫煙状況や受動喫煙の実態を明らかにしています。妊娠中も喫煙を続けている妊婦が4.6%、何らかの頻度で受動喫煙に曝露されている妊婦が36.4%いることがわかりました。
喫煙や受動喫煙は、早産や低体重児のリスクを高めるだけでなく、先天性奇形や流産、乳幼児突然死症候群（SIDS）の危険性も増加させます。胎児の健やかな発育のためにも、妊娠が判明した時点で速やかに禁煙し、受動喫煙を避けることが何より大切です。
動画では、妊婦さんとパートナーが一緒になって禁煙に取り組むことの重要性や、医療機関の禁煙外来や禁煙アプリの活用など、具体的な対策についても提案しています。周囲の人々の理解と協力を得ながら、一歩一歩、禁煙に向けて進んでいくことが求められます。
妊娠中の喫煙と受動喫煙が胎児に与える影響について、詳しく知りたい方は、ぜひこの動画をご覧ください。専門家の視点から、わかりやすく解説しています。妊娠・出産に関する情報を発信し続ける「藤東クリニック インサイト」に、今後もご期待ください。