妊婦健診

個人病院ならではのきめ細やかなサポート

妊娠初期の経腟超音波検査で子宮のなかを確認し異常妊娠や多胎妊娠を早期に発見できます。妊娠4カ月以降は、妊婦健診の際に胎児疾患の発見や赤ちゃんの表情を細かく観察することが可能です。ご家族も一緒にリアルタイムな映像をご覧いただけます。一人ひとりの出産、赤ちゃん誕生の瞬間が安全でかつ心に残る思い出になるようお手伝いいたします。

妊娠週数(出産予定日)の算出法

出産予定日は正確には排卵後266日目(38週目)をいい、妊娠40週0日です。生理周期が順調であった方の多くは、生理開始から約2週間で排卵しますので、生理開始から280日目(40週目)を予定日と計算します。不順な方や生理日を覚えていない方は妊娠8~12週に超音波検査で胎児の大きさから逆算することも可能です。また、当院ではすべての妊婦様に妊娠初期の超音波検査で妊娠週数の確認を行いますので、必ず医師の指示に従ってご来院ください。

正期産というのは、分娩予定日の前3週間・後2週間(37週~42週未満)をいいます。早産(37週未満のお産)や過期産(42週以降のお産)は危険が伴うのでできるだけ避けたいものです。分娩に適切な時期を把握するためにも、妊娠初期に予定日を正確に決めておくことは非常に重要です。

妊婦健診の時期(間隔)と内容

当院の妊婦健診は、完全予約制で行っております(緊急時はいつでも拝察します)。また、定期健診の他に、赤ちゃんと妊婦様の異常がないかどうか、妊娠時期に応じて各検査も行っています。

  • 血圧測定
  • 体重測定
  • 尿検査(尿糖・蛋白)
  • むくみのチェック
  • 超音波による胎児発育チェック

妊婦健診における子宮底長、腹囲の測定につきまして

当院では妊婦健診時に子宮底長、腹囲の測定は行わないこととなりました。

子宮底長は超音波検査で代用可能であり、腹囲は測定の有用性が認めがたいという見解が日本産婦人科学会から出されています。当院では、産婦人科診療ガイドライン(以下抜粋)の明示に従い、測定を省略することとしました。

子宮底長、腹囲の測定を行わないことで母児の安全性には影響しませんのでご安心ください。ご不明な点がありましたら健診時にお尋ねください。

CQ001 特にリスクのない単胎妊婦の定期健康診査の解説より(3頁)

定期健診では毎回、体重・子宮底長・血圧の測定、尿化学検査(糖、蛋白)、児心拍確認、むくみの評価を行う。ただし、超音波検査を実施した場合、子宮底長測定は省略できる。腹囲測定の有用性に関しては不明なので省略可能である。

エコー専用動画配信システム

エコー専用動画配信システム「Angel Memory」での動画の配信を行っています。

おなかの中の赤ちゃんの動画を、いつでも、どこでも、簡単にご覧いただけます。
パソコン、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末で閲覧可能です。

「Angel Memory」は、初回の妊婦検診時に当院で差し上げます。
エコー専用動画配信システムは無料です。

新規登録ご利用方法はこちら

妊婦検診における母子手帳付録の検診補助券の使用について

母子手帳付録の健診補助券の使用により一部助成による割引があります。補助券をお持ちの場合には妊婦健診の際に、その差額を妊婦様からいただく事になります。ご不明な点はどうぞ受付までお尋ねください。

妊婦健診の付き添い

妊婦の健診において、パートナーや家族が付き添うことが推奨されています。付き添いは、妊婦とそのサポートをする人々にとって重要な役割を果たします。
健診の付き添いの利点は次のとおりです。

  • サポートと応援:パートナーや家族が一緒にいることで、妊婦は安心感を得ることができます。健診の結果や医師からのアドバイスを共有し、妊娠や出産に対する不安や疑問を話し合うことができます。
  • 情報の共有:パートナーや家族が同席することで、医師からの情報や指示を共有することができます。これにより、妊婦が正確な情報を理解し、必要なケアや生活上の変更を行うことができます。
  • 記録の補完:健診の内容やアドバイスをメモする必要がある場合、パートナーや家族が付き添うことで、重要な情報を記録する手助けができます。後で参照するための情報を正確に保持することができます。

ただし、特定の状況によっては、付き添いが制限される場合もあります。

妊娠11週(3カ月)まで

1〜2週間毎です。

胎児の発育をみながら分娩予定日を決定し、母子健康手帳交付のご案内をいたします。

妊娠週数の確認のため非常に重要な期間ですので必ず数回健診するようにしていただいております。

妊娠初期採血:血液型、梅毒、風疹、B型肝炎、C型肝炎、HIV、成人T細胞白血病(HTLV)、不規則性抗体、血糖検査、トキソプラズマ、貧血検査、子宮がん検診

妊娠12週から23週(6カ月)まで

4週間毎が目安です。

貧血検査

妊娠24週から35週(9カ月)まで

2週間毎です。

この時期は母児ともに変化が激しい時期ですので、2週間毎をお守りください。

貧血検査、クラミジア抗原、腟分泌物検査

妊娠36週(10カ月)から

1週間毎です。

また、予定日を過ぎた場合には間隔をせばめて健診いたすことがありますので医師の指示通りご来院ください。

貧血検査

NST(ノンストレス検査)

医師の指示があった場合と、妊娠39週過ぎに検診の度に行います。

約30分、腹部にベルトを巻いて安静にして胎児の心拍数と陣痛の有無をモニターする検査です。陣痛のない(ノンストレス)状態での胎児の状態を見るものです。

最新の4D超音波

当院には胎児の検査のために通常の超音波はもちろんのこと、4D超音波もご用意しております。これは現時点で、胎児の観察に最も優れた医療機器です。4Dとは胎児の動きが立体的(3D)に観察でき、さらに経時的(4D)要素を加えることにより、胎児の立体的な動きとして観察できるとういう画期的な検査機器です。
超音波検査では毎回お写真を差し上げています。またエコー専用動画配信システム「Angel Memory」での動画の配信を行っておりますので大切な記念にお持ちください。
お写真も「Angel Memory」も無料です。

胎児超音波検査

当院では、お母さまとお腹の赤ちゃんの健康を守るため、詳細な胎児超音波検査を実施しております。この検査は、通常の妊婦健診での超音波検査よりも時間をかけて行う特別な検査です。

検査の目的と特徴

  • 約20分かけて赤ちゃんの全身を丁寧に観察
  • 大きな病気や異常の有無を重点的に確認
  • 必要に応じて、出生後の適切な医療体制を整えるための情報を得る

検査の限界について
この検査では多くの情報が得られますが、全ての異常を発見できるわけではありません。形態異常を伴わない疾患や染色体異常などは、この検査だけでは診断できない場合があります。

検査実施条件

  • 実施曜日:水曜日・木曜日
  • 開始時間:15:00〜
  • 検査費用:通常の妊婦健診として実施(追加料金なし)
  • 推奨週数:妊娠26-28週頃
  • 完全予約制:妊婦健診時にご案内いたします

安心して出産を迎えていただくためのサポートとして、この検査をご検討ください。ご不明な点やご質問がございましたら、お気軽に当院スタッフにお問い合わせください。


育児やることリスト大全 0~5歳までの毎日のお世話・イベントのすべてがわかる

ママの3人に1人、100万人以上が使う、育児アプリ。妊娠・出産を控えたプレママ向けアプリ「ninaru」と連動
藤東クリニック監修

ninaru-ニナル- 妊娠アプリ

iOS、Android共に4.9以上の高評価で、妊娠アプリとしてNo.1評価!
藤東クリニック監修

最新情報をチェックしよう!