出生前診断について

2022年9月12日、日本医学会出生前検査認証制度痘運営委員会より当院がNIPT実施連携施設として認証されました。
NIPT(non-invasive prenatal genetic test:無侵襲的出生前遺伝学的検査)とは、母体血を用いた胎児染色体検査の一つです。
「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」において、遺伝学的検査、診断に際しては、十分な遺伝医学の基礎的・臨床的知識のある遺伝カウンセリングに習熟した者と、当該疾患の診察経験が豊富な医師が、遺伝カウンセリングを行うこととされています。そのため、当院では検査の前にご夫婦で遺伝カウンセリング(完全予約制)を受けていただく必要があります。

NIPTの対象となる疾患

  • 13トリソミー
  • 18トリソミー
  • 21トリソミー(ダウン症候群)

検査時期

妊娠10週~妊娠16週

検査対象となる方

  • 高年妊娠の方
  • 染色体疾患(13/18/21トリソミー)に対する不安が強い方
  • 染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある方
  • 胎児超音波検査や母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された方
  • 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーになる可能性が示唆される方

費用

初回遺伝カウンセリング料   5,000円/30分
2回目遺伝カウンセリング料(結果開示時)  5,000円/30分
NIPT検査料  100,000円

遺伝カウンセリング・検査日時

金曜日 午前(完全予約制)
夫婦での受診が必要です。
予約時間に遅れた場合、遺伝カウンセリングを実施できないことがあります。
当日は、胎児超音波検査は致しません。
予約時間の10分前までに受付にお越しください。

予約方法

外来で担当医にお申込みください。
検査前に自宅で視聴していただく動画があります。担当医から動画のURL、ID、パスワードをお受け取り下さい。遺伝カウンセリングを受ける前に必ずご夫婦ともご視聴ください。

当日持参物

・NIPT同意書  (婦人科外来受診時に担当医からお受け取り下さい。)
・NIPT説明書  (婦人科外来受診時に担当医からお受け取り下さい。)

結果開示方法

検査日より2週間後の金曜日に遺伝カウンセリング外来にて結果をご説明いたします。

関連リンク

日本医学会 出生前検査認証制度等運営委員会

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