Iラインは処理すべき?アンダーヘアの正しいケア方法を紹介

藤東クリニックお悩み相談室~Iライン処理について~

 
質問者
Iラインのアンダーヘアが、生理の時や夏の蒸れる時期に正直邪魔です。Iゾーンの陰毛は剃っても大丈夫なのでしょうか。
 
藤東先生
今回はIラインの毛の処理について解説します。

“Iライン”の毛は自己処理しても平気?しないほうがいい?

Iラインとは、小陰唇の両側のエリアを指します。Iラインのアンダーヘアには陰部を守る役割があるものの、あまり濃いとショーツの中が蒸れて不衛生になりやすいというデメリットもあるため、毛の処理をすることは問題ありません。

しかし、見えにくい部位ですので、自己処理の際には注意が必要です。正しい方法で慎重に行うのであれば、自己処理をしても大丈夫です。

“Iライン”の毛を処理した状態のデメリットは?

毛をカットして短くする程度であれば、違和感はあまりないでしょう。一方、完全にツルツルの状態に脱毛する場合は、少々デメリットを感じる可能性があります。

Iラインが尿道付近であるため、Iラインの毛をなくすことで、お手洗いの際に尿の飛び散りが気になるかもしれません。また、ショーツに肌が直接触れる感触に違和感を覚える方もいるでしょう。

もし変化やデメリットが気になるようであれば、まずはブラジリアンワックスなど永久脱毛ではない方法を試し、問題なければクリニックやサロンで脱毛処理をするのがおすすめです。

もっと知りたい「Iラインの処理」について

“Iライン”のアンダーヘアとは

Iラインのアンダーヘアの役割

アンダーヘアの部位である「VIO」。その中の「I」にあたる「Iライン」とは、小陰唇の両脇にある、足の付け根部分の毛を指します。

アンダーヘアは、陰部に汗や雑菌が入り込まないようにするためにあると言われています。Iラインは腟口周りのデリケートな部分にあるため、特に刺激から守る役割があると考えられます。

また、尿道の近くでもあるため、尿の飛び散りを抑える役割も担っています。

Iラインの場所を示すイラスト

Iラインのアンダーヘアが濃いデメリット

Iラインのアンダーヘアが濃いと、尿や経血など排泄物の汚れが取れにくく、不衛生な状態になりやすいです。

また、ショーツの中の通気性が悪く、蒸れやすいというデメリットもあります。特に夏などの汗をかく時期には、汗や尿などの汚れにより雑菌が発生しやすくなります。酷くなると、デリケートゾーンのかゆみやかぶれ、臭いの原因になる可能性があるのです。

水着や下着からはみ出し、見た目が気になってしまうこともデメリットの1つだと言えるでしょう。

Iラインのアンダーヘアを処理するメリット

Iラインの処理をすると、スリムなデザインの下着や水着でもはみ出しが気にならないだけでなく、ショーツの中の蒸れによる不快感を防ぐことができます。

また、経血や尿が残りにくくなり、デリケートゾーンを衛生的に保てます。臭いやかゆみ、かぶれなどのリスクを軽減でき、汗をかきやすい時期でも快適に過ごせるでしょう。

“Iライン”の処理の仕方

Iラインの処理方法(1)医療機関やサロンでの脱毛

VIOラインのアンダーヘアの処理方法の1つとして、医療機関やエステサロンでの脱毛施術があります。

IラインはVIOの中でも特に皮膚が薄いデリケートな部分ですので、Vラインの脱毛よりも痛みを感じる可能性があります。

サロンで処理をする場合、レーザーの光が当たりやすくなるよう、自身でシェービングをしてから施術することが多いです。自己処理が難しい場合は、サロンでシェービングをしてもらえるケースもあります。

Iラインのみの処理もできますが、脱毛メニューがVIOでセットになっていることも多く、全てのアンダーヘアを脱毛処理することが可能です。自身の好きな形に脱毛できますが、衛生面や将来介護を受けるときのために、毛を残さずに完全に処理した「ハイジニーナ」にする女性もいます。

立った状態で見えるのはVラインだけですので、Vラインを残してI・Oラインを全て処理する形であれば、温泉などで人に見られるときの恥ずかしさは軽減できるでしょう。

Iラインの処理方法(2)自分で剃る

Iラインは見えにくい場所ですが、自分で剃って処理することも可能です。「サロンでデリケートゾーンを見せるのが恥ずかしい」「時間やお金をかけたくない」という方は、自己処理から試してみると良いでしょう。

ただ、剃刀で剃ると深剃りしやすく、皮膚を削ってしまうため、肌が荒れる可能性があります。また、剃ったときに毛先が尖ってしまい、伸びてくるとチクチクしてデリケートゾーンに違和感を覚えやすいです。剃って処理をする場合は、剃刀ではなく、専用のシェーバーを使うと良いでしょう。特にデリケートな部分ですので、処理前後の肌の保湿など肌のケアも大切です。

Iラインの処理方法(3)自分でカットする

毛の長さを短くするだけでも、ショーツの蒸れを軽減させることは可能です。切るだけであれば剃刀による皮膚への刺激もありませんので、まずはカットから始めるのもおすすめです。

ただし、ハサミでカットする場合、剃刀と同じように毛の先端が尖り、チクチクしてしまう可能性があります。ヒートカッターを活用すると、毛先が丸く焼き切れ、カット後のチクチク感を軽減することができます。

“Iライン”を処理するときの注意点

Iライン処理の注意点(1)自己処理による怪我や肌荒れ

Iラインは自分から見えにくく、処理するときの体勢が安定しにくいです。剃刀やハサミなどで自己処理をする際は、怪我に十分注意しましょう。自分で剃る場合は、通常の剃刀ではなく、Iライン専用のシェーバーがおすすめです。深剃りを防ぐ安全ガードがついており、肌荒れや怪我のリスクが低くなります。

また、ムダ毛処理に使う除毛クリームなども刺激が強いため、デリケートゾーンに使用するのはおすすめできません。除毛クリームを使う場合、デリケートゾーンに使える刺激の少ないものを選び、蒸しタオルなどで温めて皮膚や毛質を柔らかくしてから処理すると、肌への負担が軽減できます。

Iライン用のガード付きシェーバー
Iライン用のガード付きシェーバーの例。画像はIラインシェーバー(ラブコスメ)

Iライン処理の注意点(2)脱毛は時間がかかる

医療機関やサロンなどで脱毛する場合、すぐに毛がなくなるわけではなく、徐々に少なくなっていくイメージです。完全にアンダーヘアをなくしたい場合、脱毛完了までに1年半以上かかるのが一般的です。薄くしたい程度であっても、半年程度はかかります。

不快感が気になり、すぐに対処したい場合は、切る・剃るなど手軽にできる自己処理方法を選びましょう。

そのほかにも!自信が持てるデリケートゾーンのケア

(1)Vラインの処理

Iラインだけでなく、Vラインも合わせて処理すると、アンダーヘアによる蒸れをより軽減できます。Vラインは前から見える部分ですので、見た目もすっきりした印象になります。

Vラインは直接見て確認しやすく、Iラインに比べると体勢的にも自己処理がしやすいので、手軽に処理することができます。剃刀やハサミを使うと毛先が尖り、伸びるとチクチクしてしまいますが、熱で毛をカットするヒートカッターなら毛先を丸く処理でき、不快感の軽減に繋がります。

熱で毛先を丸くカットできるヒートカッター
熱で毛先を丸くカットできるヒートカッターの例。画像はVライントリマー(ラブコスメ)
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(2)Iゾーンの黒ずみケア

Iゾーンは皮膚が薄く、脱毛や自己処理の刺激によって黒ずみやすい部位です。また、Iゾーンの毛を処理すると皮膚の露出が増え、黒ずみが目立つようになります。Iゾーンの処理と同時に黒ずみケアをしておくと、より清潔感のあるデリケートゾーンを目指すことができるでしょう。

敏感な部分ですので、デリケートゾーンに使える黒ずみケア石鹸を使用するのがおすすめです。黒ずみの元となる古い角質や汚れを洗い流すことができます。

デリケートゾーンに使える黒ずみケア石鹸
デリケートゾーンに使える黒ずみケア石鹸の例。画像はジャムウ・ハードバブル(ラブコスメ)
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(3)毛の触り心地ケア

Iラインの毛をカットして処理する場合、毛自体のハリやコシが強すぎると、チクチクした不快感が生じやすくなります。アンダーヘア用のトリートメントで毛の質感を柔らかくケアしておくと、チクチク感をより軽減できます。

アンダーヘア用トリートメント
アンダーヘア用トリートメントの例。画像はシナヤカウォッシュ(ラブコスメ)

(4)デリケートゾーンのにおいケア

Iラインの陰毛を処理することで蒸れを軽減させることができ、臭いも改善する可能性があります。しかし、脱毛している間や汗ばむ時期など、毛を処理してもデリケートゾーンの臭いが気になるときもあるでしょう。

デリケートゾーンの臭いは、正しく洗って清潔に保つことで予防できます。デリケートゾーン用の石鹸で臭いの元となる汚れをしっかり洗い流し、衛生面でのケアを行いましょう。

デリケートゾーンにも使える石鹸
デリケートゾーンにも使える石鹸の例。画像はジャムウ・ハーバルソープ(ラブコスメ)
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Iゾーンの毛を正しくお手入れして、蒸れや痒みを軽減しよう

Iゾーンのアンダーヘアは、そのままにしていても問題はありません。しかし、デリケートゾーンの蒸れによる肌トラブルや臭いが気になるようであれば、アンダーヘアを処理すると良いでしょう。

ただし、Iゾーンはアンダーヘアの部位の中でも特にデリケートな部分ですので、できるだけ負担がかからないよう、専用のシェーバーやトリマーで正しくお手入れをしましょう。処理後に違和感が続く場合は、酷くなる前にクリニックに相談してください。

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※本記事の医師監修に関して学術部分のみの監修となり、医師が商品を推奨している訳ではございません。

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