妊娠中に起こりうるトラブルについて、詳しく解説します。

つわり

妊娠6週ころから始まって、9週ころにもっとも強くなり、それから先は急速に軽くなる吐き気、嘔吐、好みの変化などの症状をいいます。においのあるものを受けつけなくなる、頭痛や眠くなる、などという症状の方もいます。

つわり

HTLV-1

ATL(成人T細胞白血病)は、HTLV-1というウイルスによっておこる病気です。お母さんがこのウイルスを持っていると、授乳などによって赤ちゃんに感染する可能性があります。妊婦さんがウイルスを持っているかどうかは、血液検査でわかります。

HTLV-1

トキソプラズマ

妊娠中にトキソプラズマに初めて感染すると、まれではありますが胎児に感染を起こすことがあります。胎児に感染した場合には流産したり、先天性トキソプラズマ症(小頭、水頭、小眼球,脳室異常、網膜脈絡膜炎、胎児発育障害、肝臓肥大など)、知的障害、視覚障害となることもあります。

トキソプラズマ

B群溶連菌

この菌は妊婦さんの約20%に認められる常在菌で、保菌者の妊婦さん自身には何の病害も示しません。しかし、分娩時の破水や胎児の産道通過により約半数の新生児に菌が感染し、さらに感染した新生児のごく一部(約1%)に髄膜炎や敗血症などのGBS感染症を発生させます。

B群溶連菌

クラミジア

妊娠中のクラミジア感染の問題点は、早産の原因となる可能性があることと、分娩時に赤ちゃんが産道を通ることで児に感染する可能性があることです。赤ちゃんに感染する確率は、放置した場合30〜50%程度です。

クラミジア

妊娠糖尿病

「妊娠糖尿病(gestational diabetes:GDM)」とは、妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病にいたっていない耐糖能(上昇した血糖値を正常に戻す能力)異常です。

妊娠糖尿病