コルポスコープ

コルポスコピーとは

コルポスコープコルポスコープという拡大鏡で子宮頸部を観察する検査です。
3%酢酸溶液によって子宮頸部表面を加工、白濁させて(加工診)、さらに詳しく観察し、表面の色や血管の流れ具合(血管像)などの差によって、異常の有無を推定します。
細胞診で精密検査が必要であるという結果が出ると、コルポ診は必須となります。コルポ所見では、簡単な略図と略号を使ったスケッチとして記録され、病変の広がりを把握し、組織型や浸潤深度の推定をするのに用いられます。血管像の種類や加工時の白濁の度合いや形状、その消失までの時間などから、病変の組織分類がなんであるのか、どれくらい浸潤しているのかなど、コルポスコピーによって、多くのことが推定でき、正確な診断を下す上で非常に役に立ちます。さらに、組織診の組織を採取する際に欠かせません。

組織診とは

細胞診やコルポ診で異常があった場合は、「狙い組織診」が行われます。狙い組織診はコルポスコープで見ながら、病変の広がりと境界を確認し、最高病変と思われるところを中心に1〜数か所を採取します。切除鉗子で採取した組織を、ホルマリンで固定し、それを薄切りにして病理組織標本にします。病理組織標本を見て、それがなんであるのか、どこまで浸潤しているのかを判断する病理医の診断が、その後の検査・治療方針を方向づけるもっとも重要なポイントです。

狙い組織診の組織切片は、小さくても、支持組織とよばれる部分からがんや異形成細胞の組織構築までがはっきりわかること、どの部分の病変なのかが特定できることが特徴です。細胞診、コルポ診、狙い組織診の3つが一致していれば、ここまでの検査でほぼ間違いない結果が出たといえ、狙い組織診の検査結果で次にどうするのかの大半が決まります。

【All About 子宮の病気】

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コルポスコープ

子宮頸がん検診

20歳から子宮頸がん検診が必要です。 子宮頸がん検診としてまず実施されるのは、子宮頸部細胞診です。妊娠中でも子宮頸がん検診は安全、簡単に行えます。

細胞診

子宮頸がんで行う擦過細胞診は、子宮頸部から綿棒、ブラシ、へらなど、専用の器具で子宮頸部粘膜を少しこすり、その中に異型細胞があるか、あるとしたら悪性の可能性があるかを顕微鏡で調べるものです。

コルポスコープ

コルポスコープという拡大鏡で子宮頸部を観察する検査です。細胞診で精密検査が必要であるという結果が出ると、コルポ診は必須となります。

HPV

子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウィルスの持続的な感染が原因となって発症します。HPVは、1940年代にヒトの皮膚から発見され、現在までに100種類以上が確認されています。

円錐切除

前がん病変(がんの一歩手前)や初期のがんで見つかったら、子宮の入り口(子宮頸部)の一部を切除するだけで、子宮のほとんどを残すことができ、妊娠・出産も可能です。
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